MacBook環境アップデート

2012年5月3日木曜日

t f B! P L
「そうだ、SSDにしよう」

ここのところBootCampのWindows領域に不良セクタが急増していて、仮想環境がそのセクタを読みに行ってしまうとMac巻き込んで1~2分フリーズ……という状態が続き、とても使える状態ではありませんでした。そこで、しばらくディスク換装しないとなーとは思っていたんですが、ついにGWに思い立って、せっかくなので環境もがらりと変えてみました。

Before:
Mac OS X 10.6.8 Snow Leopard
VMware Fusion 3.1.3 + Windows 7 Professional x64
HDD 500GB (Mac 250GB / Win 250GB)

After:
Mac OS X 10.7.3 Lion
VMware Fusion 4.1.2 + Windows 7 Professional x64
SSD 128GB (Mac 80GB / Win 48GB)

目次
1. 準備
2. SSD換装
3. Mac OS X インストール(Snow Leopard)
4. Mac OS X アップグレード(Lion)
5. Windows 7 インストール
6. VMware Fusion 4.0 インストール

1. 準備
まずは一連の作業に必要なものを揃えましょう。
・2.5インチ SATA SSD 128GB
・トルクスドライバー(ヘックスローブドライバー) T8
・プラスドライバー #0
・クレジットカード
・Mac OS X Snow Leopard インストールディスク(DVD)
・Windows 7 インストールディスク(DVD)
・Windows 7 シリアルナンバー
・VMWare Fusion 4 インストールディスクイメージ(dmg)
・VMWare Fusion 4 シリアルナンバー

VMware Fusion 4 の購入方法は「6. VMware Fusion 4.0 インストール」で説明します。

あとは、換装を始める前にバックアップやらライセンス解除やらをお忘れなく。特にAdobe系。

2. SSD換装
換装するSSDはPlextor PX-128M2Pにしました。Marvellコントローラの東芝製NANDらしいのですが細かいことはよくわかりません。秋葉原ソフマップで13,980円で購入しました。

早速MacBookを開けてHDDの交換へ。自分のMacBookはHDDがT8というサイズのトルクスネジで留められてるので、T8のトルクスドライバーを使います。以前秋葉原の工具屋で購入したものです。

MacBookのHDDの外し方は、以下のサイトが写真付きでまとめられてますのでオススメです。MacBookの型によって必要なトルクスドライバーのサイズが異なるので要確認! あと忘れがちですが、普通にプラスドライバーも必要です。
接続情報>ノートパソコン用HD交換手順情報>Apple MacBook

換装ディスクはSATA(シリアルATA)接続の2.5インチで9mm厚以下のものが必要です。なお事前のフォーマットは必要ありません。次のMac OSアップデートの際にフォーマットできます。

3. Mac OS X インストール(Snow Leopard)

SSD換装が済んだらMacBookを起動させ、すぐにSnow LeopardのインストールディスクをCDドライブに挿入してキーボードの「C」を押し続けます。するとしばらくしてDVDからSnow Leopardのインストーラが起動します。

まずはSSDをフォーマットします。なお以降の説明は以下のサイトにも写真付きでまとめられてますので適にご参照を。
ASCII.jp:Mac OS X「Snow Leopard」インストール完璧ガイド|もっと知りたい! Snow Leopard

メニューバーから「ユーティリティ」→「ディスクユーティリティ」を起動すると、ウインドウ左側のリストに先ほど換装したHDDが表示されます。

□ 128.04 GB PLEXTOR PX-128M2P Media ←これがSSD
○ MATSHITA CD-RW CW-... ←これはCDドライブ

フォーマットするSSDを選択して、右側の「消去」タブを選択。フォーマットは「Mac OS 拡張 (ジャーナリング)」、名前は自由に「Macintosh」にでもして「消去」ボタンをクリックすれば、さくっとフォーマット完了です。

ディスクユーティリティを閉じて、Snow Leopardのインストールを進めます。インストールウィザードに従っていけば約15分ほどで完了するかと思います(SSDはやい!)。再起動した後はSnow Leopardの各種設定なので、以下のサイトなどを参照しながら適に進めてください。
ASCII.jp:Mac OS X「Snow Leopard」インストール完璧ガイド|もっと知りたい! Snow Leopard

めでたくSnow Leopardが起動したら、ソフトウェアアップデートを掛けてOSのバージョンを10.6.6以上にします(Lionへのアップグレード要件)。

4. Mac OS X アップグレード(Lion)

さて、Lionへのアップグレードですが、これまでと異なりインストールディスクは市販されていません。Snow Leopard上でApp Storeを開いて、Mac OS X Lionを探して選択し、オンライン購入&ダウンロードします。Apple IDとクレジットカードなど支払手段をお忘れなく。

購入は簡単でいいのですが、3.7GBくらいあるので回線が細いとダウンロードが相当つらいです(WiMAXで特別早くもない場所なのでダウンロードに7時間掛かりました……)。
 
なんとか落としてきたら、Lionへのアップグレードウィザードが開くので、指示に従って進めます。特に問題なく、15分くらいでアップグレードが終わりました。

めでたくLionにログインできたら、再度ソフトウェアアップデートをしてMacのアップグレードは完了となります。

5. Windows 7 インストール

さて、続いてWindowsをインストールしましょう。アプリケーション>ユーティリティ>BootCampアシスタントを開き、ウィザードに従って進めます。はじめにBootCampサポートソフトウェア(BootCamp 4.0)をダウンロードします。これも結構時間掛かりますが……。ダウンロードしたサポートソフトウェアは、CD/DVDに焼くかUSBに保存するか選択します。私はCD-RWに焼こうとしたのですがなぜか失敗しました。まぁこのサポートソフトウェアはあとで入れ直せるので、とりあえずスキップ。

次にMac領域とBootCamp領域の配分を指定して、Windows 7のインストールディスクを挿入して「インストールの開始」ボタンをクリック。自動的に再起動され、ディスクからWindows 7のインストーラが起動します。

再起動後、Windows 7のインストーラが起動したら「新規インストール」を選択。インストール先を聞いてくるので、先ほど作成した「BOOTCAMP」と書かれたパーティションを選択します。もし「このパーティションにはインストールできません」と表示されたら、すぐ下のメニューから「フォーマット」を選択してそのパーティションをフォーマットしてください。そうすればインストールできるようになります。あとはインストーラが勝手に進めてくれるので、15分くらいティータイム(毎度々々SSD速ぇ)。

何度か勝手に再起動を繰り返した後、アカウント作成画面が表示されます。これは写真付きの詳しい記事が以下のサイトにあるのでご参照ください。Windows 7のシリアルナンバーの準備も忘れずに。
ASCII.jp:これで安心! Windows 7 インストール完全ガイド|XPと本気でさよならするための Windows 7特集

無事Windows 7のデスクトップが表示されたら、先程作成したサポートソフトウェアのディスクもしくはUSBを使ってBootCamp用のドライバをインストールします。これを忘れると右クリックができません。単にインストールウィザードに従って進めればすぐ終わります。

私の場合はディスク作成をスキップしたので、Snow Leopardのインストールディスクを挿入してBoot Camp用のドライバをインストールしました。ちょっと古い環境なので、管理者権限でのセットアップ実行など多少小細工をしています(下記リンク先参照)。

Windows 7 Installation to MacBookPro using Boot Camp - inomas’ diary...

以上でWindows 7のインストールは完了です。スタートメニューからWindows Updateを実行するのも忘れずに! なおInternet Explorerから「Microsoft Update」ページを開くと、以降Windows UpdateでWindows本体とMicrosoft製品の更新が一度にできるようになります。

6. VMware Fusion 4.0 インストール

http://www.vmware.com/vmwarestore/

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